農園滞在2日目
まずは朝からカラディカンエステートへ。農園が用意して下さった車で出発。山の中を30分くらい走ると農園に到着しました。
こちらでは、収穫を見せてもらいました。ピッカーはほぼ女性で、1日最低52KGのチェリーを採って日本円で約500円位、それ以上とるとボーナスがもらえるそうです。ちなみに、昨年は1日最低55Kgだったそうで、賃金は上がっています。
持たせてもらいましたが、結構な重量で、斜面で足場が不安定な中、大変な作業です。
今年は花が3回に分けて咲いたそうで熟度にバラつきがあり、例年より収穫が遅いそう。途中、ロブスタ種のコーヒーの花が咲いていました。コーヒーの花はジャスミンのような良い香りです。
収獲の見学の後、併設されているコーヒーの処理場へ。ナチュラル、ハニー、フリーウオッシュトの処理が行われています。 収獲したチェリーをまとめてトラックに運び、まず選別します。水流選別の後、それぞれの処理工程へ進みます。
乾燥場(パティオ)ではナチュラル、ハニー、フリーウオッシュトのコーヒーが、それぞれのロットごとに乾燥されています。一昨年訪問した際は、なかったのですが、シェードがされている区画があり、そこでは主にスペシャルティのナチュラルとハニーコーヒーが乾燥されていました。どちらも14日間くらいかけるそう。シェードの下ではパティオの床は27~30度と低く、(ちなみにシェードなしの場所では45度くらいありました)ハニーコーヒーでは、先にシェード付ではない方で4日間くらい乾かしてからシェードの下で乾燥するなど、工夫されていました。
アフリカンベットのほうでは、人の手で、日中ずっとかきまわして、乾燥を均一にしています。(下の写真はコーヒーの実を付けたままのナチュラル処理されたコーヒーの乾燥)
アナエロビック(嫌気性発酵)のコーヒーや、今まで行っていなかった行程を処理に加えたテストロット等処理の方法でも色々試行錯誤しています。(カッピングで素晴らしいコーヒーになっていましたが、それは後程・・)
ちなみに農園の名前であるカラディカンは現地の言葉で「熊のジャングル」(!)だそうで、熊は現在はいないそうです!(続く)
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