6月28日から7月10日まで、アメリカ、ブラジルへ行ってきました。その模様をリポート致します。
日本からシカゴ経由で第一目的地のボストンへ。ボストンではCOE(カップオブエクセレンス)設立やコーヒーの評価に使用するカッピングシートを作られたジョージハウエル氏に面会することが目的でした。 ジョージハウエル氏は、ボストンに3店舗と郊外に焙煎所をお持ちです。そのうちの一つ、ボストン中心地にある、ゴッドフリーホテルロビー横にあるカフェへと焙煎所(兼オフィス)へお邪魔しました。 まずは最初に焙煎所へ。アクトンというボストン中心部から車で1時間くらいいったところにあります。
焙煎機はプロバット22KGとローリング35KG。豆にもよりますが、浅い焙煎にはプロバット、深い焙煎にはローリングを使用されているそうです。
生豆冷凍庫。生豆は別の場所でマイナス30度で保管しているそう。焙煎後のカッピングはバッチ毎に必ずされるそうですが、通常の方法ではなく、決められたg数のコーヒーとペーパーを使用した液体で行っておられます。(一緒にカッピングさせて頂くという大変貴重な経験もさせて頂きました。写真はジョージハウエル氏) 実際にローリングでの焙煎も見学させて頂いたり、こちらからの様々な質問にも丁寧にお答えして頂きました。 やはりコーヒーの品質とその保持への考え方には脱帽しました。そしてお昼を挟んでカフェへ移動。
ここでもいろいろテイスティングさせて頂いたり、他社さんのコーヒーのカッピングも一緒にさせて頂いたり、夕方まであっという間の出来事でした。写真のフラペチーノのようなものは、氏が以前スターバックスへ店舗の営業権を譲渡した際、一緒にこのメニューも譲渡されたそうで、これがフラペチーノの原案になったそうです。これがオリジナルなんだよとおっしゃっていました。周辺には沢山のカフェがありましたが、こちらが一番にぎわっていました!
カップオブエクセレンス創設にかかわられたお二人と。私にとって大変貴重な写真となりました。